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2009年5月25日午前9時54分頃(KST)に北朝鮮によって行われた地下核実験。2006年に続き2度目の核実験であり、2009年4月に行われたミサイル実験から約50日後に行われた。 == 概要 == 2009年5月25日午前9時54分頃(KST)、咸鏡北道吉州郡豊渓里付近で震度4.5前後の地震が観測された。韓国気象庁によるとM4.5で震源地は北緯41.28度、東経129.13度で前回の核実験地とほぼ同じ位置だった〔前回は北緯41度17分39.5秒 東経129度8分3秒〕。 同日正午前、朝鮮中央通信は核実験を行い成功したと発表。朝鮮中央放送も正午の定時ニュースで「地下核実験に成功した」と報じた。 また5月25日の韓国の聯合ニュースは北朝鮮舞水端里から午前12時頃(KST)に1発、元山から午後5時頃に2発の計3発ミサイルが発射されたと報じた。 5月26日の韓国の聯合ニュースが新たに北朝鮮が短距離ミサイルを2発発射したことを発表。 この核実験には、北朝鮮側がアメリカ合衆国に対して、瀬戸際政策を有利に進める狙いがあると見られている。 日本国内では、核実験の6日前には北朝鮮タンクローリー不正輸出事件が起きている。 韓国は、核実験後、大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)に加入すると発表した。これに対し北朝鮮板門店代表部報道官は5月27日、「わが国に対する宣戦布告とみなす」「わが軍隊ももはや休戦協定の拘束を受けることはない」「わが革命武力はそれに伴う軍事的行動に移ることになる」という内容の声明を発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北朝鮮の核実験 (2009年)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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